2013/11/11

調光率を表示させる

■お問い合わせ■

DIALuxで照明シーンを設定した場合、各器具の調光率は書き出せますか?


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2つあります。

A:3Dビューに表示させる方法
 ①メニューバー → ビュー → 「照明シーンの減光値をCADに表示」
 ②3D画面内、器具の近くに調光率が表示されます。


B:出力PDFで書き出す方法
 ①出力画面で照明シーンを選択する。
 ②「設計データ」を選択すると各器具の位置、型番と調光率が表示されます。



日光・影の視覚化

「太陽が一番奥まで入ってくる日時を知りたい」
「この部屋で昼光があまり期待できない時期はいつだろう」

このような検証のために、複数パターンの日時を設定して昼光計算をかけると
時間がかかってしまいます。

「日光・影の視覚化」というツールを利用すると
簡易にウィンドウから入ってくるであろう昼光の角度を確認することができます。

①ウィンドウを配置した部屋の3Dビューを表示する。
①「日光・影の視覚化」アイコンをクリックしてアクティブにする。
②プロジェクトマネジャに「太陽の位置」というタブが表示されます。
③時刻、月のバーを動かすと、直射光がはいるウインドウの位置、向きであれば
 3Dユー内に表示されます。

※簡易な検証なので日時の目安がついたら、必ず照度計算は実行してください。






※「日光・影の視覚化」アイコンが見つからない時はアイコンが非表示になっていると思われます。
ボタンの表示/非表示を切り替えてください。

非表示になっているアイコンを表示させるには。


2013/11/06

ワイヤーフレーム表示

3Dビューで作業時に線画になってしまった...!

ワイヤーフレーム表示という状態です。
解除すれば空間が線画ではなく、面で表示されます。
『Ctrl+W』キーでワイヤーフレーム表示を解除できます。



Ctrl+w キーでワイヤーフレームへ切り替え
ワイヤーフレーム表示


2013/10/24

オブジェクトが平均照度に与える影響

家具、オブジェクトを配置した部屋の場合、作業面高さ0mの平均照度と、床面の平均照度の値が合致しません。


「作業面」はオブジェクトを無視します。平均照度計算の面積から省きます。
「床面」はオブジェクトによって遮られた部分も平均照度に加味します。
 ※遮られた部分が0lxとして計算されないのはプログラムの仕様によるものです。


「床面」はオブジェクトを考慮するので平均照度が「作業面」よりも低くなります。

3D画面の印刷・出力のコツ

■お問合せ■
3Dビュー、フォルスカラーレンダリングをPDF出力すると設定した画角の両側が切れてしまいます。


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モニタ画面と出力時の大きさ、縦横比が異なっているのが原因です。
3D表示の空間を印刷・PDF出力した際はA4に収まる四角い範囲に画像が書き出されます。
現在のパソコンモニタは横長が主流ですのでA4に収まれない範囲が自動的に欠けてしまう仕様になっています。
予め画面上で3Dを小さ目に表示してから印刷・PDF出力してください。
プレビュー画面で意図した範囲がA4内に収まっているか都度確認することをお勧めします。


画面いっぱいで3D表示していると印刷、PDF出力時に両端、上下が切れてしまう場合があります。(上段)


2013/09/26

自動保存の設定

■お問合せ■
15分おきに自動保存のメッセージが表示されるのが煩わしいです。
間隔を延ばせませんか。



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設定可能です。メッセージ表示させないことも可能です。

メニューバー → ファイル → 設定 → 通常オプション → グローバル



自動保存の時間を任意に入力できます。
左側のチェックを外すと自動保存のメッセージは表示されなくなります。

2013/09/06

総括の見方のコツ

総括ページには天井、壁、床の反射率が表示されます。
「壁(4) 反射率35%」 と書かれていますがどういう事でしょうか。


この部屋には壁が4面あります。
壁1 反射率20%、 長さ9m
壁2 反射率40%、 長さ6m
壁3 反射率50%、 長さ9m
壁4 反射率30%、 長さ6m
4面の壁の長さを考慮した平均の反射率が35%になります。




部屋のコーナー

■お問合せ■
作業面高さ設定の下の「部屋のコーナー」とはなんですか?





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室内壁面沿いを作業面から省いて計算する機能です。
オフィスや倉庫など壁際に什器や機器が置かれている場合、壁際を作業面から省くことで実際の作業範囲の平均照度をあげることができます。

部屋のコーナー 0m
平均照度 772lx

部屋のコーナー 0.5m
平均照度 826lx

2013/04/05

エラーメッセージ

■お問合わせ■
DIALuxファイルを開くと「アクセス中に原因不明のエラーが発生したため開くことができません」となるファイルがあります。何か対処法などありますでしょうか。

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下記いずれかの対策が考えられます。

①DIALuxのバージョン違いによる場合
ファイルを作成されたDIALuxと、ファイルを開こうとしているDIALuxのバージョンをご確認ください。
上位バージョンのDIALuxで作成したファイルを
下位バージョンで開いた場合にエラーメッセージが表示されます。


ご使用のDIALuxのバージョンは
メニューバー → ? → DIALuxについての詳細 でご確認ください。


作成済みのDIALuxファイルのバージョンダウンはできませんので
バージョン差異があった場合は開くパソコンのDIALuxをバージョンアップしてください。


②DIALuxファイルが破損している場合
操作中に何らかのエラーが発生した場合、修復は困難です。
DIALuxの保存時に生成されるバックアップファイルから復旧してください。
バックアップファイル 〇〇〇.dlx.bak から.bak を削除してください。
最後に保存した時点のDIALuxが復旧します。


2013/03/29

フォルスカラー表示について




■お問合せ■
フォルスカラー表示にしたとき、右の六角形の什器がくすんだ白に表示されてしまうのはなぜでしょうか


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反射率を高くすると色がくすんで表示されます。
ハレーションを起こさせないためのDIALuxの処理だと考えられます。

【実験】
反射率が異なるボックスを並べてフォルスカラーを確認してみる。


反射率
左のボックスから 65% 70% 75% 80% 85% 90%


計算後
右側の反射率が高いボックスの方がくすんで表示された

フォルスカラー表示
反射率70%以上のボックスはフォルスカラーの色がくすんでいる


2013/03/14

選択フィルタの使いかた

DIALuxには選択フィルタという機能があります。

メニューバー → CAD → 選択フィルタ で設定できます。


メニューバー → CAD → 選択フィルタ



A.面配置の中の1灯だけの向きを変えたい。でも面配置を「分割」してバラバラにするのは嫌だ。
B.棚の中の什器照明を選択したいのに、クリックしても棚が選択されてしまいうまくいかない。

こういう時に便利なのが選択フィルタです。
「クリックしたときに何を選択するか」を決める機能で、デフォルトは「照明器具配置」と「オブジェクト」が対象になっています。

Aのような場合は「照明器具配置」を外して「個別の照明器具」をONにします。
すると面配置の中の1灯だけ選択できるようになります。



Bのような場合は「オブジェクト」を外します。するとオブジェクトをクリックしても選択されなくなります。
照明器具パーツの回転でも使っています。







2013/02/25

昼光+人工光計算

DIALuxで昼光と人工光を同時に計算することができます。


≪設定方法≫


① 照明器具を配置してコントロールグループを作成。

② 照明シーンを作成。

③ 照明シーンに1で作成したコントロールグループを追加。

④ 照明シーンの「昼光要素」を設定。「昼光率を計算」のチェックを外す。

⑤ 照明シーンの「減光値」を設定。コントロールグループごとに調光率を入力。



遠藤照明ホームページ上でもDIALuxの使い方をご紹介しております。

操作解説ムービー3.調光設定編をご覧ください。
コントロールグループの作成方法、シーンの設定方法、シーンの切り替え方法
照明シーン作成時の注意点をご説明しております。