2012/12/26

照明器具の回転するパーツ

可動部が設定されたULDファイル(DIALux専用配光データ)だと
器具の向きは変えず、灯体部分だけ回転させることができます。



≪設定方法≫

①可動部が設定されているか確認する。
使用の照明器具のアイコンをチェック!
回転する器具は白い矢印が表示されます。


②選択フィルタを設定。
 メニューバー → CAD → 選択フィルタ → 回転する照明器具のパーツ をクリックしてアクティブな状態に。
アイコンに四角い枠が表示されていればアクティブな状態。
灯体だけ選択できるようになります。


③灯体をクリックして回転角度を設定。

灯体をクリックして角度を入力する(A)か回転軸を動かして(B)回転。
器具の構造上回転角度には制限があります。

2012/12/17

装飾オブジェクトの使い方

前回装飾オブジェクトの設定方法をお伝えましたが

装飾オブジェクトに設定することのメリット、デメリットをお伝えします。

装飾オブジェクトは、オブジェクト内の反射光の計算回数を減らす機能です。
(何回反射の計算をするかはDIALuxが自動的に設定します)

■メリット

反射計算の回数が減るので計算時間が短くなる。

■デメリット

反射計算の回数を減らすので光の効果を正確にシミュレーションできない。


■使い方例


細かい格子のファサードをもつ路面店舗の検証の場合。
格子があると計算に時間がかかってしまうので装飾オブジェクトにしていいかどうか。

①店内の光を確認したい場合
ファサードの光の影響は少ないと判断。
→装飾オブジェクトにしてOK!

②格子にあてたスポットライトの効果を知りたい場合
格子内の反射を考慮しなければライトアップ効果が分からない。
→装飾オブジェクトにはしない。

格子を装飾オブジェクトにして計算。


格子を通常のオブジェクトとして計算。
格子内での反射計算回数が多いので装飾オブジェクトの計算結果よりも明るくなっている。

i-drop設定方法

インターネットエクスプローラを利用している場合
遠藤照明製品検索ページで「DIALux」のアイコンをクリックするだけでDIALux内に配光データを取り込むことができます。

設定方法(インターネットエクスプローラ)

1.インターネットエクスプローラを開く。

2.メニューバー → ツール → アドオンの管理。

3.DIALux Browser Helper Object をクリックして左下の「有効にする」をクリック。




4.DIALuxを起動して、遠藤照明ホームページの「DIALux」のアイコンをクリック。




5.DIALuxに配光データが取り込まれます。