装飾オブジェクトに設定することのメリット、デメリットをお伝えします。
装飾オブジェクトは、オブジェクト内の反射光の計算回数を減らす機能です。
(何回反射の計算をするかはDIALuxが自動的に設定します)
■メリット
反射計算の回数が減るので計算時間が短くなる。
■デメリット
反射計算の回数を減らすので光の効果を正確にシミュレーションできない。
■使い方例
細かい格子のファサードをもつ路面店舗の検証の場合。
格子があると計算に時間がかかってしまうので装飾オブジェクトにしていいかどうか。
①店内の光を確認したい場合
ファサードの光の影響は少ないと判断。
→装飾オブジェクトにしてOK!
②格子にあてたスポットライトの効果を知りたい場合
格子内の反射を考慮しなければライトアップ効果が分からない。
→装飾オブジェクトにはしない。
格子を装飾オブジェクトにして計算。 |
格子を通常のオブジェクトとして計算。 格子内での反射計算回数が多いので装飾オブジェクトの計算結果よりも明るくなっている。 |